Ruby on Railsの環境構築
Ruby on Railsの環境づくりをしよう。
目的は、単純に興味本位。
<手順>
1.下記からRubyの最新安定版をDL
https://www.ruby-lang.org/ja/downloads/
(2014/6/17現在は、2.1.2)
2.ダウンロードディレクトリで下記コマンドを実行
$ tar zxvf ruby-2.1.2.tar.gz $ cd ruby-2.1.2 $ ./configure $ make $ sudo make install
インストールが完了すると、こんな感じ。
$ ruby -v ruby 2.1.2p95 (2014-05-08 revision 45877) [x86_64-linux]
3.下記URLからSQLiteをDL
http://www.sqlite.org/download.html
(2014/6/17現在は、3080500)
4.ダウンロードディレクトリで下記コマンドを実行
$ tar zxvf sqlite-autoconf-3080500.tar.gz $ cd sqlite-autoconf-3080500 $ ./configure $ sudo make $ sudo make install
インストールが完了すると、こんな感じ。
$ sqlite3 -version 3.8.5 2014-06-04 14:06:34 b1ed4f2a34ba66c29b130f8d13e9092758019212
下記のようなエラーが表示された場合は、共有ライブラリをシステムが認識してない。
ldconfigで回避。
$ sqlite3 -version SQLite header and source version mismatch $ sudo ldconfig
[感謝]
http://vps.fean.info/archives/server71.html
http://linuxcom.info/linux-cmd-ldconfig.html
ちなみに、ldconfigとは、共有ライブラリの依存関係情報を更新するためのコマンド。
管理者権限で実行することができる。
4.Node.jsをインストール。
下記にて、ダウンロード。
http://nodejs.org/download/
(2014/6/17現在は、0.10.29)
tar zxvf node-v0.10.29.tar.gz cd node-v0.10.29/ ./configure sudo make sudo make install
え、g++入ってないの?
さすがデスクトップユース。
下記にてインストール。
sudo apt-get install g++
インストールしたあとはこんな感じ。
node -v v0.10.29
5.RubyからSQLiteへアクセス可能にするために、SQLite用のgemをインストール
$ sudo gem install sqlite3
下記エラーのようなエラーが表示された場合は、zlibがインストールされていません。
apt-getからインストールして、zlibだけmake。
$ sudo apt-get install zlib1g-dev $ cd ext/zlib $ ruby extconf.rb $ sudo make $ sudo make install
その後opensslのエラーが出たら、ext/opensslのMakefileに下記を追加。
top_srcdir = $(topdir)/../..
なぜこれでうまく行くかというと、Rubyのトップディレクトリにthread_native.hがあるから。
なので、ext/opensslディレクトリから見て、2階層上のディレクトリをソースディレクトリとしてMakefile内で定義することでmakeできます。
[感謝]
http://ameblo.jp/nikatabushi/entry-11783310218.html
http://stackoverflow.com/questions/21498868/install-openssl-support-for-selfcompiled-ruby-installation
6.Railsのインストール
下記コマンドでインストール。
$ sudo gem install rails
インストールには結構時間がかかる。
インストール完了後はこんな感じ。
$ rails -v Rails 4.1.1
- 結果
というわけで、下記のような環境で、Ruby on Railsを動かしてみます。
ruby 2.1.2p95 SQLite3 3.8.5 Node.js v0.10.29 Rails 4.1.1